皆さん、最近足をぶつけたり、足を引っかけて転びそうになった事ありませんか?
それは、私たちの思っている動きと、実際に思っている動きが不一致になっているという事です。
このぐらい足は上げている、しかし実際は上がっていない、
足をぶつけないように避けた、しかし物を避ける程動いていなかった
などなど!!! これは『脳と動き』の不一致です。これらは関節の痛みや身体の不調の原因にもなります。
私たちの身体、特に関節には、どの程度動いているかを把握するために、多くのセンサーがあります。これは専門用語で『固有受容器』と言われます。このセンサーは、年齢を重ねたり、怪我をして不動が続いたり、運動の習慣が少なかったりすると、センサーの感度が鈍ってきます。そうするといくら筋肉があっても、つまずいたり、転んでしまったりします。
この思い描いている動きがしっかり身体で表現できるかと言う「脳と動き」を、実際の身体で表現する事を、専門用語で『モーターコントロール』といいます。
この『モーターコントロール』こそ、私たちが100歳まで歩き続ける機能として一番大事な要素だと私自身思っております。
このモーターコントロールを鍛えるのに、最適な方法が、ヨガやピラティス、アニマルフローです。
複雑な動きを再現しながら、滑らかに動き、そしてよりしなやかに且つ力強く、緩急をつけ動く事こそ、モーターコントロールの神髄だと思います。
前回の『運動のレシピづくり』では、筋トレ・ストレッチ・有酸素運動の3つを調合する事が大切であることをお話させて頂きました。その運動のレシピの隠し味として、このモーターコントロールを加えるとより、身体は際立って美しくなります。
どうぞヨガ・ピラティス・アニマルフローなど日頃行わないモーターコントロールトレーニングを実施してみてください。
B-mindのコンセプト
動く喜び・動く美しさ・動く幸せ
みんなで体感していきましょう